
ヨツールの薪ストーブ・暖炉は長く大切に使える鋳物製です。ノルウェーで一つ一つハンドメイドされています。創業から160年を越える歴史の中で、その製品は常に磨き上げられたクラフトマンシップと、北欧の厳しい寒さに立ち向かうための技術を融合させてきました。
F 100
"ノルウェーを思い出させる薪ストーブ"といわれる理由は、ノルウェーセーターの編み目模様の中から独特な菱形のラチスワークと呼ばれるモチーフを、本体の上面に散りばめていることからきています。
この郷愁を誘う伝統的な意匠と、コロニアルデザインの美しい曲線を持つガラス扉を融合させたJøtul F 100。ヨツールの製品の中では最も背の低い小型のストーブですが、その性能や機能は十分な力を発揮してくれます。コンパクトに見えてその燃焼室は意外と大きく、長さ40cm の薪を投入することができます。また、トッププレートの裏の隠れたところにも、蓄熱性を高めるための凹凸の細工がされており、薪のエネルギーを無駄にしない熱効率を考えた設計になっています。オプションのロングレッグを取り付けると、本体の背丈が標準の57cm から、62cm を超える高さとなり、またひと味違った印象を楽しむことができます。
幅 :526mm 高さ:570mm 奥行:570mm 重量:90kg
放熱形式:輻射式 最大出力:6,450kcal 暖房面積:90(㎡)
最大薪長さ:40cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:240,000円(税別)
スペシャルエディション ブラックペイント:240,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。

F 602
「ノルウェー人は、スキーを履いて生まれてくる」と言われるほど、ノルウェーの人々は近くの山でスキーを楽しみながらゆっくりとした休日を過ごします。そして、ひと滑りした後の心地よい汗をかいて帰る山小屋には、必ずと言っていいほどこのJøtul F 602 があたたかな時間を用意して待っているのです。
1938 年生まれのこのストーブは、現在までに世界で200 万台以上も販売されているベストセラー商品です。近年ではノルウェー工業デザイン賞を受賞し、ノルウェーの伝統的なクラシックデザインとして再び注目を集めています。このほか、国連からの国際的な援助物資のリストにも入り、ユーゴスラビアなどの難民を寒さから護ってきたというエピソードもあります。また、暖房だけでなく調理機能も兼ね備えた、熱伝導のいいホットプレートが本体上部に置かれています。
幅 :320mm 高さ:640mm 奥行:540mm 重量:78kg
放熱形式:輻射式 最大出力:7,310kcal 暖房面積:100(㎡)
最大薪長さ:40cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:220,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。

F 3
Jøtul F 3は1985年に発売され、世界のベストセラーとなったクラシックタイプのひとつです。
ゴシック様式の美しいガラス窓が特徴で、“ ヨツールの定番”とも呼ばれるほど高い評価を得ました。親しみやすいデザインだけでなく、力強い熱量と品質の高さも長く愛されている理由です。
幅 :580mm 高さ:710mm 奥行:490mm 重量:124kg
放熱形式:輻射式 最大出力:7,740kcal 暖房面積:100(㎡)
最大薪長さ:40cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:300,000円(税別)
ブルーブラックエナメル:360,000円(税別)
アイボリーエナメル:390,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。

F 373
部屋の中心に据えて、炎そのものを楽しむインテリア性の高いストーブが登場しました。
設計は、新しい感覚で北欧デザインを手がける著名なデザイナー集団"HareideDesignmill"によるもので、そのコンセプトは"時代を超越したデザインで、楽しみながら暖をとれる"というもの。そのデザイン性の高さから、世界的なデザインアワードのひとつreddot のbest of the best を受賞しました。
丸みを帯びた三角形のフォルムが目を引き、さらに側面にもガラスを使用することで炎を立体的に楽しめます。
オプションも豊富で、すべてのモデルにソープストーントップ、ガラスデコレーション、さらにデコレーションプレートを取り付けられます。このプレートは、炎の揺らめきを幻想的な演出で影絵のように壁に投影。炎をアートのひとつとして表現します。外気導入も美観を損なうことなく設置できるため、設置場所を問いません。
厳しい北欧の環境基準をクリアするクリーンバーン燃焼、そして合理的な操作レバー、考え抜かれた空気流入経路など、ヨツールの技術を結集したJøtul F 373 は、薪ストーブの可能性を無限にしたモデルです。
幅 :443mm 高さ:1,155mm 奥行:453mm 重量:156kg
放熱形式:輻射対流式 最大出力:7,740kcal 暖房面積:100(㎡)
最大薪長さ:33cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:590,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。

F 500
古代ノルウェー語で"神の牧場"の意味を持つ首都オスロは、北の空に輝くオーロラを見るために人々が最初に降り立つ地。
このJøtul F 500 は、米国ではオスロの名称で呼ばれており、ゴシック調の扉からクリーンバーンによって生み出される"オーロラの炎"が堪能できる逸品です。いつも美しい炎が見られるように、可能な限り扉を大きく設計し、エアーウォッシュシステムでガラスがクリーンに保たれています。扉は正面と左側にあり、焚き付けは正面を使い、通常の薪の投入は側面から行うように設計されています。ヨツールの製品は、こうした炎を楽しめる工夫と、使い勝手を考えたシンプルな構造が特長です。
だれにでも扱いやすく、日常の掃除やメンテナンスの面でも優れているJøtul F 500 は、特に日本では圧倒的な人気を誇っています。
幅 :783mm 高さ:715mm 奥行:724mm 重量:200kg
放熱形式:輻射式 最大出力:9,460kcal 暖房面積:150(㎡)
最大薪長さ:55cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:500,000円(税別)
SE ブラックペイント:500,000円(税別)
SE アイボリーエナメル:630,000円(税別)
SE ブルーブラックエナメル:570,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。

F 600
ヨツール社の名前の由来には、2 つの説があります。ひとつは古いギリシャ語で「炎」や「火」を意味するもの。そして、もうひとつは"JØTULENE NORSK"という北欧神話の巨人からきています。この"あたたかな巨人"にふさわしいヨツールの代表的な製品が、品質、デザイン、安全性などのバランスがとれた大型のJøtul F 600 です。世界の鋳物製薪ストーブのクリーンバーン仕様として、もっとも大きいタイプに入ります。
この機種は、以前は"ファイヤーライト"の名前で親しまれてきました。家族を危険な外敵から護るために赤々と燃やし続けた大きな松明のように、どっしりとした存在感のある風貌。現在のJøtul F 600 は正面の扉は両開き、右側面の扉から薪を投入するスタイルで、大型の燃焼室からの熱を逃さないようにガラスは反射コーティングされています。それは燃焼室内の温度を一定に保ち、燃焼効率や暖房効率を上げるための力を発揮しています。
幅 :786mm 高さ:787mm 奥行:673mm 重量:200kg
放熱形式:輻射式 最大出力:10,320kcal 暖房面積:160(㎡)
最大薪長さ:55cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:570,000円(税別)
ブルーブラックエナメル:650,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。

F 118 CB
Jøtul F 118 CB は、世界中で古くから愛用されているすべての「シガータイプ(奥行きの長いタイプ)」のモデルとなっています。手前から奥へとゆっくり燃焼していくこのシステムはヨツールが開発した燃焼方法で、現在では広く普及しています。一度生産を中止しましたが、その人気の高さから"現代版"として生まれ変わりました。
機能性を重視したこのモデルには、クロスフロー二次燃焼システムというクリーンバーン機能を搭載し、高い燃焼効率を実現しました。またトッププレートには、調理用のホットプレートがつき、さらに設置が容易にできるようにアジャスタブルレッグ仕様となっています。側面には縦のストライプの中央に熊のレリーフが描かれ、ガラス扉が標準となり、新しいJøtul F 118 CB として生まれ変わりました。
幅 :340mm 高さ:787mm 奥行:800mm 重量:145kg
放熱形式:輻射式 最大出力:9,460kcal 暖房面積:115(㎡)
最大薪長さ:60cm 煙突径:150mm
ブラックペイント:370,000円(税別)
※製造年度によって仕様は若干異なります。
