「Will To Power」 ARCH ENEMY CDレビュー ジェフ・ルーミス加入 名盤 アーチ・エネミーおすすめアルバム

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メタルCD買取スタッフの個人的なレビューですが、参考になれば幸いです。
ARCH ENEMY 「Will To Power」のCDレビューを書いてみます。

Will To Power

「Will To Power」は2017年に発売されたARCH ENEMYの10枚目のスタジオアルバムです。

アリッサがボーカルとなってから2枚目のアルバムです。そしてアリッサがアーチ・エネミーとして初めてクリーンボイスを解禁したアルバムになります。
ギターはニック・コードルが抜けたので、元NEVERMOREのジェフ・ルーミスが正式に加入して弾いています。

このアルバムは全曲通して非常に完成度が高いです。前作の「WAR ETERNAL」も素晴らしかったですが、アーチ・エネミーの中で一番このアルバムが好きです。私はアリッサのボーカルが好きなんだと実感させられるアルバムです。

私の中では前作を見事に超えてきました。前作のレビューはこちら↓

このアルバムが発売された時の単独ライブは仕事で行けませんでした。このアルバムが好きなので、どうしてもライブで聴きたいなと思っていました。

そんな時に2019年のダウンロードフェスにアーチ・エネミーの参加が決まりました。そして私は即チケットを購入。
ダウンロードフェス前日に東京に泊まり、当時は朝5時起きで会場に向かいアーチ・エネミーサイン会整理券配布に並びました。

朝早くから並んだかいがあって、無事アーチ・エネミーのメンバーからこのアルバムにサインをもらえました。サイン会の時にアリッサから「このアルバム聴いた?」と聞かれたので「アーチ・エネミーの作品の中のベストです。」と伝えることができました。

アーチ・エネミーのサイン会

各曲紹介(収録曲順)

このアルバムは日本盤と海外盤で曲順が違います。日本盤の方で記載します。

The Race

海外盤だと12曲目の「Set Flame To The Night」から「The Race」へ繋がります。
しかし日本盤だと1曲目に「The Race」が収録されています。
「Set Flame To The Night」で期待感を募らせて「The Race」で一気にテンションが上がるのですが、日本盤だと急に「The Race」が始まるので曲順を変えて聴くことをお勧めします。

ARCH ENEMY – The Race (OFFICIAL VIDEO)

曲はスラッシュ系の疾走系あるリフにアリッサの邪悪なグロウルが炸裂します。ブルータルなのにアリッサのグロウルは聴きやすくて心地良いです。

1:44からのギターメロディはどことなくRainbow「 Eyes of the World」を思い出します。

Blood In The Water

サビの主旋律がギターで哀愁があります。これぞマイケル・アモットのメロディ!
2:58からのクラシカルで叙情的なギターソロが最高!
ラストのソロは「Bark at the Moon」のジェイク・E・リー風です。

The World Is Yours

ARCH ENEMY – The World Is Yours (OFFICIAL VIDEO)

イントロから最後までアーチ・エネミー節全開!サビが爽やかで明るいのでデスメタルが苦手な人にも聴きやすいと思います。このアルバムの中で一番好きな曲です。

作曲はドラマーのダニエルです。

そしてこの曲のキーボードは、現リッチーブラックモアズレインボー、ストラトヴァリウスのイエンス・ヨハンソンが弾いています!

イエンスはいろんなバンドのゲストで参加していますが、デスメタルは初めてじゃないでしょうか?

The Eagle Flies Alone

ARCH ENEMY – The Eagle Flies Alone (OFFICIAL VIDEO)

イントロのクランチ気味のアルペジオが美しいミドルテンポの曲です。
コーラスパートにアリッサのクリーンボイスが少し入っています。
ギターの練習をしてみましたが、バッキングのリズムは弾いていて気持ちいい!
そしてサビのメロディも弾いていて気持ちいい!
ラストのピアノの物悲しい終わり方も良いですね。ポップなデスメタルです。

Reason To Believe

ARCH ENEMY – Reason To Believe (OFFICIAL VIDEO)

アーチ・エネミー初のバラードで、初のクリーンボイスをフィーチャーした曲です。
ソプラノヴォイスも使いこなせるアリッサの良さを活かした曲です。サビはグロウルなので、THE AGONIST時代のアリッサが好きな方にはハマる曲ではないでしょうか?
グロウルの部分も多いので、アルバム全体を通して聴いても違和感ありません。
アモットのギターも泣いています。

Murder Scene

5曲目とは一転してアリッサがブルータルに歌います。サビのギターメロディはキャッチーです。
アモットとジェフのツインも良いですね~。後半に少しクリーンボイスのコーラスが入ります。
メロディックでいい曲です。

First Day In Hell

開始から47秒まではスローテンポで不気味な雰囲気を漂わせています。
47秒以降にディストーションがかかったギターへ変わりミドルテンポになります。
4:23の所が少しアンジェラ時代の曲「INSTINCT」に似ていますね。
「INSTINCT」は5枚目のアルバム「Anthems of Rebellion」に収録されています。

Saturnine

教会の中にでもいるようなクワイヤと不気味なピアノの旋律のインスト曲です。
7曲目の「First Day In Hell」と9曲目の「Dream Of Retribution」に繋がります。

Dream Of Retribution

とにかくメロディが美しい!ネオクラシカルメタル好きには堪らない曲です!

イエンス・ヨハンソンのキーボードがメインと言っても過言ではないでしょう。

ネオクラシカルメタルとデスメタルの融合です!

サビは「炎のファイター」もしくはストラトヴァリウスの「Phoenix」、ガルネリウスの「Emotions」に似ています。琴線に触れるメロディです。

ギターソロも泣いていてクワイヤも美しく大好きな曲です。作曲は脱退した弟のクリストファー・アモットです!

イエンスファンの私としては、 この曲があるからこのアルバムが好きです。

My Shadow And I

音色が美しい9曲目と一変してブルータルなリフで始まります。
サビは少し明るめです。ギターの刻みはスラッシュ系です。

A Fight I Must Win

メロディがレインボーの「All Night Long」風です。

1980年のレインボーのライブ動画を改めて見るとメンバーがめちゃくちゃ豪華ですね~。

ぜひARCH ENEMYの「A Fight I Must Win」曲と比べて見てください。

Rainbow – All Night Long (Live At Monsters Of Rock Donington 1980)

Set Flame To The Night

海外盤だと一曲目に来る曲です。このアルバムが出た後のライブでは毎回この曲がSEとして使われています。
開放弦を使うギターリフが前回のアルバムに入っていたジューダス・プリーストのカバーっぽいです。

Back To Back

プリティ・メイズのカバーです。こちらはボーナストラックになります。
「Back To Back」のカバーはハンマーフォールが有名ですが、このバージョンは原曲よりもハンマーフォールのよりもテンポが速いです!
ソロはタッピングの後が少し違うだけで比較的原曲に忠実です。
サビやコーラス部分はアリッサがクリーンボイスでも歌っています。

City Baby Attacked By Rats

こちらもボーナストラックです。マイケル・アモットは昔パンクも聴いていたらしく、イギリスのハードコアパンクバンド「G.B.H」のカバーです。

最後に

デスメタルを聴くとどれも似たような曲ばかり収録されているな~と思うことがありますが、このアルバムの曲はどの曲も個性豊かです。

私はこのアルバムがアーチ・エネミーの中で一番好きです。

(名曲ぞろいの「Burning Bridges」とかなり迷いますが)

アリッサのグロウルはアンジェラと比べると若干マイルドなので聴きやすいです。その分ゴリゴリのデスメタルが好きな人にとっては残虐性が低くなってしまいますが。

かなり大まかに分けると、残虐性が高いアーチ・エネミーを聴きたい時はヨハン期、定番曲が聴きたい時はアンジェラ期、音色が美しい曲を聴きたい時はアリッサ期でしょうか?

このアルバムではジェフ・ルーミスは作曲していないので、ジェフ・ルーミスが作った曲が聴きたい人にはあまりおすすめしません。9割ぐらいをアモットが作り、速弾き部分のソロをジェフが弾いたようです。

ジェフ・ルーミスが得意の複雑でプログレッシブな曲はありません。ソロが超絶技巧なことには変わりないですが、それ程目立ってはいません。

「ジェフのギターが中心でなくてもいい。アーチ・エネミーのメロディアスな音楽を聴きたい!」という方には非常におすすめです。

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